サンプルスクリプト/DV-AVI(Type-1)を開く

スクリプト

DirectShowSource("DV-AVIファイルのパス")

使用方法

スクリプト内の「DV-AVIファイルのパス」を、読み込ませたいDV-AVIファイルのパス(または、ファイル名)に置き換えます。

使用例

DV-AVIファイルとAVSファイルが同じフォルダにある場合

# foo.aviを開く
DirectShowSource("foo.avi")

パス指定する場合

# 例: Cドライブ -> [AviSynth]フォルダにあるfoo.aviを開く
DirectShowSource("C:\AviSynth\foo.avi")

パスの指定の仕方については、ファイル読み込み時のパス指定を参照。

備考

フレームレートが正しく取得できない場合

DirectShowを利用してファイルを読み込んだときに、フレームレートが正しく取得できないことがあるようです*1。そのようなときは、以下のように指定してみてください。

# foo.aviを開く
DirectShowSource("foo.avi", fps=29.97)

「fps=〜」は、フレームレートの指定です。fps=29.97で、DV-AVIファイルが29.97fps(毎秒29.97フレーム)であることを明示しています。

AviSourceフィルタによるDV-AVI(Type-1)のサポート

AviSynth v2.5.3から、AviSourceフィルタでも、Type-1形式のDV-AVIファイルをサポートしています。ただし、開くことができるのは映像のみで、音声は未対応です*2

そのため、AviSourceフィルタでDV-AVI Type-1形式のファイルを開く場合は、別途、音声を読み込んで、合成する必要があります。

  • 例:
    # foo.aviを開く
    video = AviSource("foo.avi")
    # foo.aviの音声のみを開く
    audio = DirectShowSource("foo.avi", video=false)
    # videoとaudioを合成
    AudioDub(video, audio)
    

*1 筆者にはDVキャプチャ環境がないため未確認。
*2 AviSynth 2.5.5の時点で。

最終更新日時: 2014-03-11 (火) 03:50:56 (3699d)