プラグインのオートローディング

オートローディングとは?

AviSynth v2.0.6から、プラグインのオートローディング(自動読み込み)機能が導入されました。

これは、オートローディング用のディレクトリの中に外部プラグインを置くだけで、そのプラグインが自動で読み込まれるというものです。

外部プラグインのほかに、拡張子がavsiの関数定義ファイルも、オートローディングの対象となります。

プラグインのオートローディング用ディレクトリの場所

デフォルトでは、AviSynthをインストールしたディレクトリ*1の1つ下層のpluginsフォルダが、外部プラグインのオートローディング用ディレクトリとして設定されています。

plugin1.png

pluginsフォルダは、スタートメニューの[スタート] -> [AviSynth 2.5] -> [Plugin Directory]から開くことが出来ます。

オートローディング用ディレクトリに関するレジストリ情報

オートローディング用ディレクトリは、以下のレジストリに登録されています。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\AviSynth]
"plugindir2_5"="C:\\Program Files\\AviSynth 2.5\\plugins"

このレジストリ情報を書き換えることで、プラグインディレクトリを変更することも可能です。

ただし、通常は、変更する必要はありません。

もし、誤って関係のないデータを書き換えてしまうと、システムに悪影響を及ぼす恐れがあります。レジストリを編集する際には、前もってレジストリのバックアップを取るようにしてください。

オートローディングを利用するには?

plugin2.png

オートローディングしたいプラグインを、オートローディング用のディレクトリにコピーするだけです。

すでにVirtualDubなどのアプリケーションを起動している場合は、いったん終了させてください。次回起動時から、AVSを開く時にプラグインも読み込まれるようになります。

オートローディング使用上の注意

一部のプラグインをオートローディング用のディレクトリに置くと、AviUtlやVirtualDubなどのアプリケーションが強制終了するという問題が報告されています。

この問題は、原因となるプラグインを、オートローディング用のディレクトリから出すことによって回避することができます。

いったん、すべてのプラグインをプラグインディレクトリの外に出し、1つずつプラグインを追加するなどして、どのプラグインが原因なのか確認してみてください。

もし原因となるプラグインが見つかった場合、そのプラグインはオートローディング用のディレクトリ以外の場所に置いてください。これらのプラグインも、LoadPluginフィルタを使って読み込めば、問題なく使用することができます。

オリジナルFAQの「AviUtlやVirtualDubが強制終了します。」を参照。


*1 インストール時に変更していなければ、「C:\Program Files\AviSynth2.5」。

最終更新日時: 2005-01-30 (日) 03:30:06 (7025d)