AviSynthのぺーじ/プリセット3:エラー対策

これは、かつて「にーやんのAviSynthのぺーじ」として公開されていたものを転載したものです。内容は古く、間違いも含まれている可能性があります。より正確で新しい情報を知りたい場合は、AviSynth 付属のヘルプや AviSynth 公式サイトを参考にすることをおすすめします。AviSynth WikiAviSynth入門なども活用してください。

 前回、存在しないプリセットが指定された時に、s=""を返すように設定しました。

 さらに、sが""だった場合に、エラーを返すように設定します。

 ここで使うのは、Assertというコマンドです。Assertは、次のように記述します。

Assert(x, "y")

 Assertは、xが真(x==true)なら処理を続行し、xが偽(x==false)なら、yをエラーメッセージとして表示します。

 これを今回のケースにあてはめると、sが""以外なら処理を続行してリサイズ、sが""ならエラーを表示というようにすればいいことになります。

Assert(s != "", "EasyClipping Preset: 不正なプリセット")

 !=は等しくないことを表す演算子でしたね。

 つまり、「s != ""」で、「sが""と等しくない」という式になります。

 これにより、次のような処理の分岐を行います。

  • 「sが""と等しくない」が真なら(sが""と等しくないなら)、処理を続行
  • 「sが""と等しくない」が偽なら(sが""と等しいなら)、「EasyClipping Preset: 不正なプリセット」というエラーを表示

最終更新日 2004年8月31日

最終更新日時: 2014-03-12 (水) 23:37:04 (3691d)