ChangeFPS のバックアップの現在との差分(No.3)
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#code(nonumber){{
ChangeFPS(clip clip, float fps [, bool linear])
#pre{{
ChangeFPS (clip, float fps, bool "linear")
ChangeFPS (clip, int numerator [, int denominator], bool "linear")
ChangeFPS (clip1, clip2, bool "linear")
ChangeFPS (clip, string preset, bool "linear")
}}
#code(nonumber){{
ChangeFPS(clip clip, int numerator [, int denominator, bool linear])
}}
ChangeFPS は、フレームを削除するか複製することによって、フレームレートを変更します。
#code(nonumber){{
ChangeFPS(clip clip1, clip clip2, bool linear)
}}
v2.05 までのバージョンでは、再生速度と再生時間を保持するために、ビデオは切り捨てられるか、もしくは補填されます(フレーム数は変更されませんでした)。v2.05 より後のバージョンでは、フィルタの挙動が変更され、フレーム数は ConvertFPS のように増加または減少されます。
ChangeFPSは、フレームを削除するか、複製することによって、フレームレートを変更します。
v2.54 において、ChangeFPS に '''linear''' オプション(true または false)が追加されました。これは、フレームをスキップするときに、AviSynth に線形的にフレームをリクエストさせます。
v2.05までは、再生速度と再生時間を保持するために、ビデオは切り捨てられるか、補填されます(フレームの数は変更されませんでした)。より後のバージョンでは、(フィルタの)挙動が変更され、ConvertFPSにおけるように、フレームの数は増減します。
v2.56 から、'''clip2''' が指定されている場合、'''clip1''' のフレームレートは '''clip2''' のそれに合わせて調節されます。
v2.54において、ChangeFPSに、'''linear'''(=true/false)オプションが追加されました。これは、フレームをスキップするときに、線形(linear)の方法で、AviSynthにフレームをリクエストさせるでしょう。
v2.57 から、フレームレートに関する挙動が、若干、変更されました。AssumeFPS を参照してください。
v2.56から、'''clip2'''がある場合は、'''clip1'''のフレームレートは、'''clip2'''のそれに合うように調節されるでしょう。
''使用例 PAL->NTSC 変換:''
例 PAL->NTSC 変換:
#code(nonumber){{
AVISource("PAL_clip.avi") # クリップの取得
Bob(height=480) # フィールドを分離し、それをフルサイズの高さに補間
BicubicResize(640,480) # NTSC正方ピクセルのフレームサイズにリサイズ
ChangeFPS(60000, 1001) # フィールドの複製によって、フィールドレートをNTSCに変換
SeparateFields.SelectEvery(4,0,3) # Bobのアンドゥ、偶数フィールドファースト。奇数フィールドファーストにはSelectEvery(4,1,2)を使用
Weave # Bobのアンドゥを終える
#pre{{
AVISource("PAL_clip.avi") # クリップを取得
Bob(height=480) # フィールドを分離して、高さをフルサイズに補間する。
BicubicResize(640,480) # NTSC 方式の正方ピクセルフレームサイズにリサイズする。
ChangeFPS(60000, 1001) # フィールドを複製することによって、フィールドレートを NTSC 方式に変換する。
SeparateFields.SelectEvery(4,0,3) # Bob を取り消して、偶数フィールドファーストにする。奇数フィールドファーストにするには SelectEvery(4,1,2) を使う。
Weave # Bob の取り消しを終了する。
}}
効果は、3-2テレシネプルダウンに似ています。PAL素材の正規の視聴者は、NTSC素材の視聴者がテレシネ化されたフィルムに関して簡単に無視する、動きの"どもり"(stutter)に気づくかもしれません。
この効果は、3-2 テレシネプルダウンに似ています。PAL 素材の正規の視聴者は、NTSC 素材の視聴者がテレシネ化されたフィルムに関して簡単に無視するような、動きのカクカクに気づくかもしれません。
#hr
註: このページは、http://www.avisynth.org/FPSの中から、ChangeFPSに関する部分を日本語に翻訳したものです。
註: このページは、AviSynth 2.5.7 に同梱されているマニュアル(英語版)の日本語訳です。原文は、AviSynth をインストールしたフォルダ内の Docs/english/corefilters/fps.htm にあります。なお、このページのテキストおよび画像のライセンスは、オリジナルのそれに準じます。