makeAVIS のバックアップ差分(No.5)


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*AVSファイルの疑似AVI化 [#n0cd231d]

#contents

**makeAVISとは? [#n03d311b]
* makeAVISとは? [#n03d311b]

AVSファイルを疑似AVI(Fake AVI)化するためのツールです。

makeAVISによって生成された疑似AVIファイルは、AVSファイルに対応していないアプリケーションでも開くことができます。
makeAVISによって生成された疑似AVIファイル((FourCCはAVIS。))は、AVSファイルに対応していないアプリケーションでも開くことができます。

**makeAVISを利用するには? [#fa9fb804]
* makeAVISのインストール [#fa9fb804]

makeAVISを利用するには、次の2つの方法があります。
makeAVISをインストールする方法には、次の2つがあります。

+[[ffdshow-alpha/CVSビルドをインストールする>#ufbd71b8]]
+[[ffvfwAVIS.exeをインストールする>#k6f4f489]]

***ffdshow-alpha/CVSビルドをインストールする [#ufbd71b8]
** ffdshow-alpha/CVSビルドをインストールする [#ufbd71b8]

makeAVISは、[[ffdshow-alpha:http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=53761&package_id=59355]]、または、ffdshowのCVSビルド([[ffdshow]]を参照)に付属しています((2005年4月6日時点における最新の正式版(ffdshow-20020617.exe)には、makeAVISは含まれていません))。

#ref(ffdshow_install003b.png)

makeAVISをインストールするためには、[[ffdshowのインストール]]時に、「コンポーネントの選択(Choose Components)」で「AviSynth scripts serving」にチェックを入れる必要があります。

***ffvfwAVIS.exeをインストールする [#k6f4f489]
** ffvfwAVIS.exeをインストールする [#k6f4f489]

[[SourceForge.net CVS Repository - directory - cvs: avisynth2/avisynth/distrib:http://cvs.sourceforge.net/viewcvs.py/avisynth2/avisynth/distrib/]]にあるffvfwAVIS.exeをインストールすることにより、makeAVISを利用することができるようになります。

ffvfwAVIS.exeの正体は、AviSynth v2.5.2のインストーラに付属していたffvfw lightです。ffvfwは、現在((2005-04-06時点))では、ffdshowのalpha版(ffdshow-alph)とCVSビルドに統合されています。
ffvfwAVIS.exeの正体は、AviSynth v2.5.2のインストーラに付属していたffvfw lightです。ffvfwは、現在((2005-04-06時点))では、ffdshowのalpha版(ffdshow-alpha)とCVSビルドに統合されています。

**makeAVISの起動 [#g15bfcfa]
* makeAVISの使用手順 [#i38ff376]

makeAVIS.exeはコマンドライン用のインターフェイスも備えていますが、ここではGUIを使った使用手順を紹介します。コマンドライン・ツールとしての使用法については、[[makeAVISのコマンドライン・インターフェイス]]を参照。

** 1.makeAVISの起動 [#g15bfcfa]

#ref(makeavis_startmenu.png)

''[スタート] -> [ffdshow] -> [makeAVIS]''をクリックします。

#ref(makeavis_icon.png)

または、ffdshowをインストールしたフォルダ((インストール時に変更していなければ「C:\Program Files\ffdshow」))にあるmakeAVIS.exeをダブルクリックします。

#ref(makeavis_main_window.png)

makeAVIS.exeのメイン画面です。

**makeAVISの使用方法 [#i38ff376]
***(1)入出力ファイルの指定 [#o4b9a1da]
** 2.入出力ファイルの指定 [#o4b9a1da]

#ref(makeavis_input_output_file.png)

まず、画面上部において、入出力ファイルの指定と出力ファイルの形式の選択を行います。各設定項目の内容は、以下の通り:

-AviSynth script: 変換元のAVSファイル
-output file: 出力ファイル
-output format: 出力ファイルの形式
--AVI: AVI形式で出力
--WAV: WAV形式で出力

***(2)ビデオ設定 [#pd67bd40]
** 3.オプションの設定 [#nfa4fe68]

出力されるビデオやオーディオに関する設定を行います。

*** ビデオ(Video)設定 [#pd67bd40]

#ref(makeavis_video_option.png)

-Video: ビデオを格納する
--Force output colorspace: 出力色空間の強制。YUY2、YV12、RGB24などから強制的に指定することができる。
#ref(makeavis_force_colorspace_option.png)
--Force interlacing: インターレースの強制。progressive、interlacedのいずれかを強制的に指定することができる。
#ref(makeavis_force_interlaced_option.png)

***(3)オーディオ設定 [#m0f81b37]
*** オーディオ(Audio)設定 [#m0f81b37]

#ref(makeavis_audio_option.png)

-Audio: オーディオを格納する
--Store uncompressed audio: 出力ファイルに非圧縮オーディオを格納する

***(4)その他の項目 [#debb2e7c]
*** その他の項目 [#debb2e7c]

#ref(makeavis_store_option.png)

-Store script file name in output file: 出力ファイルの中にスクリプトのファイル名を格納する
-Store script in output file: 出力ファイルの中にスクリプトを格納する

***(5)疑似AVIファイルの生成 [#ze089c9a]
** 4.疑似AVIファイルの生成 [#ze089c9a]

#ref(makeavis_convert_progress.png)
''[Create]''ボタンをクリックします。

設定が完了したら、''[Create]''ボタンをクリックします。

#ref(makeavis_successed.png)

疑似AVIファイルが作成されました。

* makeAVISのコマンドライン・インターフェイス [#sdb351bc]

makeAVISは、コマンドライン・ツールとしても使用できます。コマンドライン用のオプションや使用例については、makeAVISのコマンドライン・インターフェイスを参照。