niiyan/2008-01-13
AVSInpaint 2008.01.06(ロゴ除去プラグイン) †
- ロゴ除去用のフィルタ集。
- Wolfgang Boiger(AMSS0815)氏作。
- 基本的には、次の 3 つのフィルタを組み合わせてロゴの除去を試みるようです(AVSInpaint.htm より)。
- ロゴ検出(AnalyzeLogo): ユーザーによっておおまかにマスクされた後で、ロゴを解析。ロゴの色マップとアルファマスクを決定する。
- ブレンド除去(DeblendLogo): ロゴの色マップとアルファマスクを元に、ロゴの透明な部分を除去する。
- ロゴ修復(InpaintLogo): ロゴの不透明な部分を補間する。
- これらに加えて、ピクセルの距離を算出し、マスクを生成する DistanceFunction フィルタも収録。
- AnalyzeLogo と DeblendLogo フィルタは、VirtualDub 用の DeLogo プラグイン(Karel Suhajda 氏作)が元になっている(YUV 色空間のサポートを追加)。
- InpaintLogo は、Folkmar Bornemann と Tom März によって公開されたアルゴリズムを使用。すべて C で書かれていて、リアルタイムの実行速度は期待できないとのこと。
- サポートしている色空間: RGB24、RGB32、YUY2、YV12
- ライセンス: GNU GPL 2
- C プラグイン(C 言語で書かれたプラグイン)なので、LoadCPlugin 関数を使って読み込む必要があります。
- Kevin Atkinson 氏によるオリジナルの AviSynth C インターフェイスが使われているらしく、LoadPlugin 関数を使って同梱されている AviSynth_C.dll を先に読み込まないといけないようです(未確認)。
- ただし、AviSynth_C.dll を読み込むと、AviSynth 内蔵の LoadCPlugin がオーバーライドされるため、他の C プラグインの動作に影響が出る可能性があります。詳しくは、LoadCPlugin を参照。
- AVSInpaint をロゴに追加しました。
AviUtl version0.99b(AVI 編集ツール) †
- 変更点
2008/1/12 ver 0.99b プラグインの機能を拡張。 画像処理のスレッド数が2以上の時に画面の左にごみが出ることがあるのを修正。 ビデオ圧縮の設定の圧縮の品質の設定が正しく設定出来なかったのを修正。 エンコード処理を別スレッドで並行して実行するAVI出力をプラグインに分離。 システム設定の初期値を一部変更。
- 今回の更新に関する情報(注意点)
- 0.99a系でマルチスレッド有効時にRGB系での出力をした場合に ごみドットが入る可能性が高いので、最新版を使うようにしてください。
- 拡張フィルタは特定範囲への各種フィルタの適用等が楽になりますが 使用できるフィルタが限られますので注意してください。
- マルチスレッドでのAVI出力は効果がいまいちなのと 安定性もいまいちの様なのでプラグイン扱いにしました。
- 他に、拡張フィルタ Plugin と自動24fps(98d) Plugin が公開、AviUtl Plugin SDK と手動24fps Plugin が更新されています。
a3r (ASS_Help3r) 0.0.9.43-alpha(ASS タイプセッティング補助ツール) †
- 変更点
- 2008-01-12 v0.0.9.43-alpha: [MOD] AV sync much improved in some environments. [MOD] Verify Fonts and Font Viewer revised.(試訳: [修正] 一部の環境において映像と音声の同期がかなり改善された。[修正] Verify Fonts(フォントの検証)とフォントビューワを改訂。)
warpsharp 2008/01/12(ソースのみ)(warpsharpパッケージ) †
- ソースのみです。
- 詳しくは、同梱されているメモを参照してください。
最終更新日時: 2008-01-13 (日) 22:34:37 (5919d)