サンプルスクリプト/ロゴの追加のトラブル のバックアップの現在との差分(No.2)


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#contents

* このページは何? [#y2264fe3]

このページは、ロゴの追加のサンプルスクリプトがうまく動作しなかった場合に、考えられる原因と対処法をまとめたものです。

* 症状1: フォーマットエラーが出る [#x3c7112f]

#ref(logo02_04_format_error.png)
#ref(r.png)

ソースクリップとロゴ画像の色空間が異なると、上記のエラーが発生します。

[[Layer]]フィルタが対応している色空間はRGB32とYUY2のみで、またソースクリップとロゴ画像の色空間は同じである必要があります。

ConvertToRGB32/ConvertToYUY2フィルタを使用して、ソースクリップとロゴ画像のいずれか(または両方)の色空間を変更することにより、このエラーを回避することができます。

なお、サンプルスクリプトのスクリプトは、色空間がRGB32かYUY2のいずれかに統一されるようになっています。

* 症状2: ロゴ画像が反転する [#qc568d87]

ImageSourceフィルタで画像を読み込むと、読み込んだ画像の上下が反転することがあります。その場合、ロゴ画像の読み込みの後(ロゴの合成前)に、下記の行を追加してください。

#code(nonumber){{
#pre{{
logo = FlipVertical(logo) # logoを反転
}}

[[FlipVertical>Flip]]は、クリップを上下を逆さまにするフィルタです。

サンプルスクリプト/ロゴの追加(1)のスクリプトを修正すると、以下のようになります(RGB32版)。

#code(nonumber){{
#pre{{
IsRGB32() ? last : ConvertToRGB32() # ソースクリップがRGB32では"ない"場合は、RGB32に変換
logo = ImageSource("ロゴ画像のパス") # ロゴ画像の読み込み
logo = ConvertToRGB32(logo) # logoをRGB32に変換
logo = FlipVertical(logo) # logoを反転
Layer(last, logo, "add", x=数値, y=数値, level=255) # x,yはロゴの座標
}}

* 症状3: ロゴ画像が読み込めない [#oc2f19c4]

** 原因1: タイプミス [#ue241197]

「ロゴ画像のパス」が間違っていると、当然ながら画像ファイルを読み込むことができません。もう一度、画像のパスが間違っていないか確認してみてください。

** 原因2: 未対応の画像フォーマット [#xee34af4]

ImageSourceフィルタが対応している画像フォーマットは、PNG、JPEG、BMPとPCXの4つです((ImageSourceフィルタの元になったImageSequenceプラグインのReadMeより。))。
ImageSource フィルタが対応している画像フォーマットは、[[オリジナルFAQ]] の
「[[ImageSource フィルタで読み込める画像フォーマットを教えてください>オリジナルFAQ#vb4e66bb]]」を参照してください。

GIF形式などのImageSourceフィルタが対応していない画像を読み込みたい場合は、[[immaavs]]プラグイン([[immaread]]フィルタ)を試してみてください。
ImageSourceフィルタが対応していない画像を読み込みたい場合は、[[immaavs]]プラグイン([[immaread]]フィルタ)を試してみてください。

*** スクリプト例(RGB32の場合) [#n410b537]

#code(nonumber){{
#pre{{
LoadPlugin("immaavs.dllのパス") # オートローディング時は不要

IsRGB32() ? last : ConvertToRGB32() # ソースクリップがRGB32では"ない"場合は、RGB32に変換
logo = immareadpic("ロゴ画像のパス") # ロゴ画像の読み込み
logo = ConvertToRGB32(logo) # logoをRGB32に変換。logoがRGB32の場合は不要 
Layer(last, logo, "add", x=数値, y=数値, level=255) # x,yはロゴの座標
}}

* 関連ページ [#uc65a3ee]

#ls2(サンプルスクリプト/ロゴ)