AddBorders のバックアップの現在との差分(No.3)


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#code(nonumber){{
AddBorders(clip clip, int left, int top, int right, int bottom [, int color])
#pre{{
AddBorders (clip, int left, int top, int right, int bottom, int "color")
}}

AddBordersは、画像の周りに黒色(または指定した色)の縁(ふち)を、指定された幅(ピクセル単位)で、追加します。YV12/YUY2フォーマットだけは、水平方向に2ピクセルごとに色情報を格納します。そのため、もしあなたがYV12/YUY2で処理しているのなら、leftとrightは偶数でなければなりません。
AddBorders は、画像の周りに黒色の縁を、指定された幅(ピクセル単位)で追加します。

colorパラメータはオプションで(v2.07で追加)、default=0 <黒>、そして、クリップのフォーマットがRGBベースであるかYUVベースであるかに関わらず、RGB値として指定されます。
各カラーフォーマットを使用する際の制限事項については、[[色空間変換フィルタ>Convert]] を参照。

多くの不可逆圧縮アルゴリズムは、縁の幅がたまたまブロックサイズ(MPEGの場合、16ピクセル)の倍数でない限り、単一色の縁を上手に処理しないということに気づいてください。
color パラメータはオプションで(v2.07 で追加)、default=0 <黒>、クリップのフォーマットが RGB ベースであるか YUV ベースであるかに関わらず RGB 値として指定されます。color のプリセット名は、plugins フォルダにある colors_rgb.avsi というファイルの中に書かれています。色指定に関する詳しい情報は、[[こちら>Colors]]を参照。

このフィルタを[[Crop]]と連携して使用することにより、フレームサイズを変更することなく、画像をあちこちに移動させることができます。例えば:
多くの不可逆圧縮アルゴリズムは、縁の幅がブロックサイズ(MPEG の場合、16 ピクセル)の倍数でない限り、単色の縁を上手に処理しないということを知っておいてください。

#code(nonumber){{
# 352x240の画像を2ピクセル右へ移動する
Crop(0, 0, 350, 240).AddBorders(2, 0, 0, 0)
このフィルタを [[Crop]] と連携して使用することにより、フレームサイズを変更することなく、任意の方向に画像を移動させることができます。例えば:

#pre{{
# 352x240 の画像を 2 ピクセル右へ移動する。
Crop(0, 0, 350, 240)
AddBorders(2, 0, 0, 0)
}}

純粋な黒 [0,0,0] とは異なる輝度レベルで縁を追加するために、colorパラメータを使用することができます。正しいRGBのcolorパラメータの値を見つけるためには、この公式( x = 65,793 * y , x=colorパラメータ, y=輝度 )を使ってください。例えば:

# CCIR-601のために、黒[16,16,16]のレターボックスの縁を追加して、720x308の画像を720x480にする。

+そのように公式を使うと... 5,793 * 16 = 1,052,688
+その数値をcolorパラメータに組み込みます(plug in)。

#code(nonumber){{
AddBorders(0, 86, 0, 86, 1052688)
#pre{{
# 黒色のレターボックスの縁を追加して、720x308 の画像を 720x480 にする。
# YUV 色空間では、ITU-R BT.601 規格に沿った黒色(輝度=16)になる。
AddBorders(0, 86, 0, 86, $000000)
}}

#br
#hr

註: このページは、http://www.avisynth.org/AddBordersの日本語訳です。
註: このページは、AviSynth 2.5.8 RC3 に同梱されている英語版ヘルプの日本語訳です。原文は、AviSynth をインストールしたフォルダ内の Docs/english/corefilters/addborders.htm にあります。なお、このページのテキストおよび画像のライセンスは、オリジナルのそれに準じます。詳しくは、[[AboutLicense]] を参照してください。