DoubleWeave のバックアップソース(No.6)

 DoubleWeave(clip clip)

入力クリップがフィールドベースの場合、DoubleWeaveフィルタは、([[Weave]]の)2倍のフレーム数を作り出すことを除いては、[[Weave]]と同じように動作します: フィールド0と1を組み合わせてフレーム0に、フィールド2と3をフレーム1に... とする代わりに、フィールド0と1を結合してフレーム0に、フィールド1と2をフレーム1に... とします。フレームレートやフレーム総数は変更しません。

入力クリップがフレームベースの場合、このフィルタは、ちょうど、SeparateFieldsで、最初にクリップをフィールドに分離したかのように動作します。

実際に、Weaveは、DoubleWeave().[[SelectEven>Select]]()の短縮形です。

あなたが、本当に、50fpsないし60fpsのビデオを求めていない限り、おそらく、あなたは、このフィルタを使用した後に、[[SelectOdd>Select]]や[[Pulldown]]のようなフィルタを使いたいと考えるでしょう。結果として生じるフレームの半分をすぐさま破棄するだけのために、フィールドのすべてのペアをインターレースする(組み合わせる)ことは、非効率的であるように思えるかもしれません。しかし実際には、AviSynthは要求に応じてフレームを生成するだけであり、そのため、必要とされないフレームは、そもそも生成されることはないでしょう。

もし、あなたが、ビデオカメラ・フッテージのような、フィールドベースのビデオを処理しているのなら、おそらく、このフィルタを必要としないでしょう。しかし、フィルムから変換されたNTSCビデオを処理していて、[[Pulldown]]フィルタを使うつもりなら、最初にDoubleWeaveを使う必要があります。これについての説明は、[[Pulldown]]フィルタを参照してください。

もし、フィルムから変換されたPALビデオを処理しているのなら、[[Pulldown]]は必要ありません。しかし、次のシチュエーションにおいては、DoubleWeaveを使いたいと思うかもしれません。

 # VirtualDubの"PAL deinterlace"フィルタの機能を複製する。
 DoubleWeave
 SelectOdd

#hr
註: このページは、http://www.avisynth.org/DoubleWeaveの日本語訳です。