VFAPI経由でソースを読み込む のバックアップ差分(No.3)


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#contents

**LoadVFAPIPluginフィルタ [#pfd40cf0]
LoadVFAPIPluginフィルタを使えば、VFAPI対応ソフトウェアのプロジェクトファイルやMPEG-2などのビデオクリップを読み込むことができます。

代表的なVFAPI対応ソフトウェアには[[TMPGEnc:http://www.tmpgenc.net/]](*.tpr)、[[AviUtl:http://ruriruri.zone.ne.jp/aviutl/]](*.aup)、[[DVD2AVI:http://arbor.ee.ntu.edu.tw/~jackei/dvd2avi/]](*.d2v)、[[MPEG-2 Video VFAPI Plugin:http://www.marumo.ne.jp/]](*.m2v他)があります((カッコ内は各ソフトのプロジェクトファイル名、または対応ビデオフォーマットの拡張子))。

LoadVFAPIPluginの書式は以下の通りです。

 LoadVFAPIPlugin("filename", "filtername")

-filename: VFPファイルのパス
-filtername: 関数名(任意)

filenameには、TMPGEnc.vfp、aviutl.vfp、m2v.vfpなどVFPファイルの名前を記述します。~
パス付きで指定することもできます。

filternameは、プロジェクトファイルやビデオクリップを読み込むときに使用する関数の名前です。~
任意で名前を付けることができます。

**LoadVFAPIPluginの使用例 [#y373ab34]
次にLoadVFAPIPluginの使用例を見ておきましょう。

aviutl.vfpを利用して、aupファイル(AviUtlプロジェクトファイル)を読み込む例です。

 LoadVFAPIPlugin("C:\Program Files\aviutl99\aviutl.vfp", "AUPSource")
 AUPSource("D:\Source\test.aup")
 FlipVertical()

一行目は、aviutl.vfpの場所と、aupファイルを開くために使用する関数の名前を指定しています。~
上の例ではAUPSourceという名前を付けましたが、別の名前でもかまいません。

二行目では、一行目で名付けたAUPSourceという関数を使って、実際にaupファイルを開いています。

LoadVFAPIPluginでVFAPI対応ファイルを読み込むと画像が上下反転してしまいます。~
このため、最後にFlipVerticalフィルタを使って、画像を正しい位置に反転し直しています。

**VFAPIの仕様 [#pe8daac3]
VFAPIの仕様で、クリップの色空間はRGB24になります。~
RGB24に対応していないフィルタをかけたいときは、[[Convert:http://www.avisynth.org/Convert]]フィルタで色空間を変更する必要があります。

**vfapi2.avs [#ye7d74f9]
VFAPI対応ファイル読み込み用スクリプトvfapi2.avsについては、[[こちら>vfapi2.avs]]を参照。
[[vfapi2.avs]]は、VFAPI対応ファイルの読み込みを、より簡単に行うためのスクリプトです。~
[[vfapi2.avs]]については、[[こちら>vfapi2.avs]]を参照。