Swap のバックアップソース(No.3)

#code(nonumber){{
SwapUV(clip clip)
}}

#code(nonumber){{
UToY(clip clip)
}}

#code(nonumber){{
VToY(clip clip)
}}

#code(nonumber){{
YToUV(clip clipU, clip clipV [, clip clipY])
}}

#code(nonumber){{
UToY8(clip clip)
}}

#code(nonumber){{
VToY8(clip clip)
}}

これら4つのフィルタは、v2.5から利用可能です。

SwapUVは、クリップの色差チャンネル(UとV)を交換(Swap)します。AviSynth v2.5で[[DivX]]やMJPEGクリップを読み込むとき、デコーダのバグによって、色が歪められる(赤と青が入れ替わるなど)ことがあります。それを訂正するために、このフィルタを使用することができます。

UToYは色差のUプレーン(plane)をYプレーンにコピーします。その結果として生じる画像は、大きさが半分になります。すべての色(色差)情報は取り除かれ、そのため、画像はグレースケールになります。

VToYは色差のVプレーン(plane)をYプレーンにコピーします。その結果として生じる画像は、大きさが半分になります。すべての色(色差)情報は取り除かれ、そのため、画像はグレースケールになります。

YToUVは、2つのクリップの輝度チャンネルを、UチャンネルとVチャンネルとして評価します。画像は、大きさが2倍になり、そして、輝度は50%のグレーになります。v2.51から、オプションの引数 clipY があります。このクリップの輝度チャンネルを、Yチャンネルとして評価します。

v2.53から、これらのフィルタは、YUY2でも動作します。

UToY8(v2.60で追加)は、UToY.ConvertToY8の簡略表記法です。そしてVToY8(v2.60で追加)は、VToY.ConvertToY8の簡略表記法です。

**例: [#y29480c9]

#code(nonumber){{
# Uの色差チャンネルをぼかす:
video = Colorbars(512, 512).ConvertToYV12
u_chroma = UToY(video).Blur(1.5)
YToUV(u_chroma, video.VToY)
MergeLuma(video)
}}

#br
#hr

註: このページは、http://www.avisynth.org/Swapの日本語訳です。