#contents
* TempGaussMC とは? [#i39a60a6]
- 時間軸のガウスぼかしをベースとした、動き補償付きの Bob インターレース解除関数。
- Didée 氏作。
-2010-02-28 時点の最新版は、beta-2。
* 改造版について [#ve1707b0]
** 改造版 1 (TempGaussMC_beta1mod / TGMCmod) [#lfdbf63a]
-マルチスレッド版 MVTools(MVToolsMulti。MVTools 1.9.7.7)と MVTools2 が使用できるように改造されたもの。
--AnimeIVTC v2.00 以降に同梱されているバージョンから、関数名が TGMCmod に変更され、MVTools2 のみを使用するようになっています。
-MVTools2 を使用する場合には stage2 での 色差シフト補正が無効化されるように変更されている(MVTools 1.10.2.1 で修正済みの問題のため)。
-改造は thetoof 氏による。
-&aname(tempgaussmc_beta1mod2);[[exist any filter specially done for (deinterlace) flicker - Page 15 - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1346887#post1346887]] に、Revgen 氏によって TempGaussMC_beta1mod を NNEDI2 と EEDI3 が使用できるように改造されたバージョン(TempGaussMC_beta1mod2)がアップされています。
** 改造版 2 (TempGaussMC_beta-2 v2u) [#q0e36052]
-MVTools2 を使用するように改造されたほか、インタポレータとして "nnedi2", "nnedi3" を追加している。
-関数名は、TempGaussMC_beta2u に変更されている。
-改造は、Terranigma 氏による。
** beta-3 (unofficial) [#l8d9ee66]
-Leinad4Mind 氏による非公式改造版。
-beta2mod 版を v1u2 および v2u とミックス。
* 特徴 [#yca61a2d]
TempGaussMC_beta.avs より。
-オリジナルのフィールドをそのままには'''しない'''。
- ソースのノイズやグレイン(ノイズ)を低減する。
--lossless オプション(オリジナルのフィールドは保持され、ノイズ低減は弱まる)が使用できる beta-2 以降、これは正しくない。
- 出力は、
-- 豊かな細部があり、
-- おそらくこれまでの Bob デインタレースフィルタの中で最も静かなまたは安定。
* 入手先 [#ge9eca45]
-beta-3 (unofficial)
--http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1406609#post1406609
-beta-2
--http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1378526#post1378526
--http://home.arcor.de/dhanselmann/_stuff/TempGaussMC_beta2.rar
-オリジナル版、および、TempGaussMC_beta1mod
--[[TempGaussMC - Avisynth:http://avisynth.nl/mediawiki/TempGaussMC]]
--[[TempGaussMC - Avisynth wiki:http://avisynth.nl/index.php/TempGaussMC]]
//--http://home.arcor.de/dhanselmann/_stuff/TempGaussMC_beta1.rar
-TGMCmod
--[[AnimeIVTC]] (v2.00 以降)に同梱。
-TempGaussMC_beta-2 v2u
--http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1400371#post1400371
-TempGaussMC_beta1 v1u
--[[TempGaussMC "insane" settings? - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1339864#post1339864]]
-TempGaussMC_beta1mod2
--[[上記の説明>#tempgaussmc_beta1mod2]]を参照。
* 動作に必要なプラグイン [#h8a32948]
** beta-2 [#l1962370]
-MVTools2 -> [[その他のプラグイン]]を参照。
-RemoveGrain + Repair -> [[ノイズ除去(2D)]] を参照。
-VerticalCleaner -> [[ノイズ除去(2D)]] を参照。
-MaskTools v2 -> [[マスク]]を参照。
-nnedi2 / NNEDI / EEDI2 / Yadif (EdiMode によって必要なプラグインが異なる) -> [[インターレース解除]]を参照。
** beta1 [#j06b6816]
- MVTools -> [[その他のプラグイン]]を参照。
--TempGaussMC_beta1mod では、MVTools 1.9.7.7 または MVTools 2.x が使用可能。
--TempGaussMC_beta v1u では、MVTools 2.x を使用。
- RemoveGrain + Repair -> [[ノイズ除去(2D)]] を参照。
- MaskTools v2 -> [[マスク]]を参照。
- NNEDI / EEDI2 / Yadif (EdiMode によって必要なプラグインが異なる) -> [[インターレース解除]]を参照。
--TempGaussMC_beta1 v1u では、NNEDI の代わりに nnedi2 が使用可能。
--Revgen 氏による TempGaussMC_beta1mod2 (TempGaussMC_beta1mod 改造版)では、NNEDI2 と EEDI3 が使用可能。
* シンタックス [#abf699a2]
** beta2 [#q90c8119]
#pre{{
function TempGaussMC_beta2(clip clp, int "tr0", int "tr1", int "tr2", int "rep0", int "rep1", int "rep2", string "EdiMode", int "qual", int "EEDI2maxd",
\ int "lossless", float "sharpness", int "Smode", int "SLmode", int "SLrad", float "Sbb", float "SVthin", int "Sovs",
\ int "blocksize", int "overlap", bool "truemotion", bool "globalmtn",
\ int "search", int "searchparam", int "pelsearch", int "sharp", int "lambda", int "DCT", int "pnew", int "plevel", int "lsad",
\ int "SCth1", int "SCth2", int "thSAD1", int "thSAD2",
\ float "pel2hr", bool "border", int "draft", clip "edeint")
}}
* パラメータ [#i536f4e8]
''注意: デフォルト値は beta-2 のものです。同じ名前のパラメータでも、バージョンによって異なる可能性があります。''
** クリップ [#na116281]
-clp
--ビデオクリップ。
** 時間軸ガウスフィルタリング [#aaa28bf4]
-tr0
--動き補償前の時間軸ガウス用の時間軸の範囲(1 または 2)
--デフォルト: 2
-tr1
--動き補償に関する時間軸ガウス用の時間軸の範囲(1 または 2)
--デフォルト: 2
-tr2
--最後の MVDegrain 用の時間軸の範囲(1、2 または 3)
--デフォルト: 1
** 時間軸ガウス補償(修復) [#p9e92238]
-rep0
--searchclip に対する TemporalSoften の欠点の修復
--デフォルト: 4
-rep1
--output に対する MVDegrain の欠点の修復(ステージ 1)
--デフォルト: 0
--output に対する MVDegrain-検出の修復(ステージ 1)
-rep2
--output に対する MVDegrain の欠点の修復(ステージ 2)
--デフォルト: 4
-lossless ('''beta-2 以降''')
--オリジナルのフィールドを変更しない(オリジナルの入力を結果から抽出することができる)。
--- -1: 無効化。
---0: オリジナルと TGMC に補間されたフィールドの Weave。良くない!
---1: 弱い空間軸コーミング除去との Weave。非推奨。
---2: 動き補償された時間軸補償(標準)の後に空間軸コーミング除去。シャープなソースに良い。3 よりやや不安定。
---3: 動き補償された時間軸補償(強い)の後に空間軸コーミング除去。2 より安定。
--デフォルト: -1
** EEDI 補間 [#y8a0fa8f]
-EdiMode
--使用する補間フィルタ: "NNEDI"、"EEDI2"、"Yadif"。その他の文字列: 普通のバイキュービック Bob を使用(高速!)。
--デフォルト: "EEDI2"
-EEDI2maxd
--EEDI2 補間のみ: 空間軸の検索距離値。
--デフォルト: 8
** TempGauss されたクリップのコントラシャープ((原文では「contra-sharpening」。[[Need Suggestions for VERY GRAINY source - Page 4 - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1076491#post1076491]] には、 contra-sharpening に関して次のような説明があります: 「sharpen the denoised clip, but don't add more than what was removed previously.」(試訳: ノイズ除去されたクリップをシャープ化するが、しかし前に取り除かれたもの以上のものは追加しない)。関連: [[TemporalDegrain.avs:http://avisynth.nl/mediawiki/upload/6/69/TemporalDegrain.avs]]、[[Diskussion zu Dideé AviSynth Filter Collection - Seite 13 - Doom9 | Gleitz DVD-Forum:http://forum.gleitz.info/showthread.php?t=26731&page=13]])) [#yb8cf6e7]
** TempGauss されたクリップのコントラシャープ((原文では「contra-sharpening」。[[Need Suggestions for VERY GRAINY source - Page 4 - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1076491#post1076491]] には、 contra-sharpening に関して次のような説明があります: 「sharpen the denoised clip, but don't add more than what was removed previously.」(試訳: ノイズ除去されたクリップをシャープ化するが、しかし前に取り除かれたもの以上のものは追加しない)。関連: [[Diskussion zu Dideé AviSynth Filter Collection - Seite 13 - Doom9 | Gleitz DVD-Forum:http://forum.gleitz.info/showthread.php?t=26731&page=13]])) [#yb8cf6e7]
-sharpness
--シャープの強さ。0.0 から 1.0。必要なら、それ以上も可。
--デフォルト: 0.25+(tr1+tr2)/6
-Smode
--動き補償された時間軸ガウスを再シャープ化するために使用するメソッド
---0 = なし
---1 = 3x3 カーネル
---2 = 垂直方向の最小/最大 + 3x3 カーネル
--デフォルト: 2
-SLmode
--シャープを制限する方法
---0 = なし
---1 = 空間軸。2 回目の MV のステージの前(高速)
---2 = 動き補償-時間軸。2 回目の MV のステージの前(低速)
---3 = 空間軸。2 回目の MV のステージの後(高速)
---4 = 動き補償-時間軸。2 回目の MV のステージの後(低速)
--デフォルト: 2
-SLrad
--シャープを制限するために時間軸の前後の近傍をどれだけ考慮するか(SLmode = 2|4)、空間軸のシャープを制限するモードの範囲 (SLmode = 1|3)。
--デフォルト: 1
-Sbb
--ガウスぼかしされたシャープさの差をブレンドし直す(わずかに見た目の忠実性を増加させる)
---0 = なし
---1 = シャープ制限の前
---2 = シャープ制限の後
---3 = シャープ制限の前後
--デフォルト: 1
-SVthin
--広げられた水平方向のエッジを垂直方向に細くする。0.0=オフ 0.5=弱い 3.0=強い
--デフォルト: 1.0
-Sovs
--シャープ制限に対する「オーバーシュート」((参考: [[フィルター処理:http://www.gifu-nct.ac.jp/elec/yamada/iwata/filter/index.html]]、[[画質の変化に現れる症状 1:http://www.yoshi.u-ki.jp/contents/video/video_yougo1.htm]]))の許可(つまり、ちょっとしたごまかし)
--デフォルト: 0
** 重要な MV パラメータ [#ibca4820]
-blocksize
--動き検索用のブロックサイズ
--デフォルト: 16
-overlap
--ME ブロック用のオーバーラップサイズ。
--デフォルト: blocksize/2
-truemotion
--MVAnalyse の「truemotion」のデフォルトを使用すべきか否か。
--デフォルト: false
-globalmtn
--MVAnalyse の「global」パラメータ。
--デフォルト: true
** 重要度の低い MV パラメータ [#k3b735a5]
-search
--検索メソッド
--デフォルト: 4
-searchparam
--検索深度
--デフォルト: 2
-pelsearch
--pel レベル検索の精度:
---1 = 高速
---2 = 正確
--デフォルト: 2
-sharp
--subpel 補間のシャープさ
--デフォルト: 2
-DCT
--DCT モード。さまざまなモードが役立つかもしれないし、悪影響を与えるかもしれない ...
--デフォルト: 0(オフ)
-lambda
--ベクトルの一貫性
--デフォルト: truemotion が true なら 1000*blocksize*blocksize /64、さもなければ 100*blocksize*blocksize/64。
-pnew
--予測されるベクトルを超える新しいベクトルに対するペナルティ。
--デフォルト: truemotion が true なら 50、さもなければ 25。
-plevel
--lambda レベルスケーリングモード。
--デフォルト: truemotion が true なら 1、さもなければ 0
-lsad
--ローカル lambda リセット閾値
--デフォルト: truemotion が true なら 1200*_bs*_bs/64、さもなければ 400*_bs*_bs/64
** シーンチェンジ閾値と MVDegrain thSAD 値 [#q9853a48]
'''特別な理由なしにいじらないこと'''
-SCth1
--「ひどいブロック」に対する SAD の閾値。
--デフォルト: 180
-SCth2
--シーンチェンジを引き起こすひどいブロックのパーセンテージ。
--デフォルト: 98
-thSAD1
--1 回目の MVDegrain に対する SAD 閾値(ガウシアンステージ)
--デフォルト: 5* 128
-thSAD2
--2 回目の MVDegrain に対する SAD 閾値(リニアステージ)
--デフォルト: 2* 128
** その他 [#e0c06d4b]
-pel2hr
--0.0 はオフ。0.1 〜 0.3 は、pel=2 サブサンプリングのハロー(halo)の強調を低減するのに役立つ。
--デフォルト: 0.0
-border
--true = (放送素材の)上端と下端の「ハーフスキャンライン(半分の走査線)」をキャッチするために内部でボーダーを水増しする。
--デフォルト: true
-draft
--'1' はクイックドラフト((ドラフト(draft)には、「引く」「下書き」などの意味があります。ここで、1 または 2 を指定すると、処理途中のクリップが出力されるようです。))を出力する。'2' はもっとドラフト :p
--デフォルト: 0
-edeint (beta-2 以降)
--TDeint や yadifmod の同名パラメータと同様の働きをする clip 型のパラメータ。関数内部の補間方法(EdiMode)の代わりに、このパラメータで指定したクリップから補間されたピクセルが取られる。
** TempGaussMC_beta1mod のみ [#f2a4ef27]
-MT
--true なら、マルチスレッド版 MVTools を使用。false なら、MVTools2 を使用。
--デフォルト: false
** TempGaussMC_beta1 v1u のみ [#c147f639]
-qual
--nnedi2 のみ。品質 VS 速度のオプション。1-3。
--デフォルト: 1 # nnedi2 only: quality vs speed option. 1-3.
* 注 [#z0683f58]
-2008-07-12 版から、VariableBlur(([[シャープ・ぼかし]]を参照。)) プラグインが使われなくなりました。
-beta-2 から、VerticalCleaner が必要になりました。
* リンク [#dbdf2404]
-Doom9's Forum 関連スレッド
--[[exist any filter specially done for (deinterlace) flicker - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?t=133826]]
--[[TempGaussMC "insane" settings? - Doom9's Forum:http://forum.doom9.org/showthread.php?t=150462]]
-AviSynth オフィシャルウェブサイト内関連ページ
--[[TempGaussMC - Avisynth:http://avisynth.nl/mediawiki/TempGaussMC]]
--[[TempGaussMC - Avisynth wiki:http://avisynth.nl/index.php/TempGaussMC]]