niiyan/2007-09-16

FFmpegSource 1.12(ffmpeg ベースのソース/ポストプロセッシングフィルタ)

  • 変更点

    ffmpegsource.html より引用(括弧内試訳)

    • 1.12
      • Now caches the last fully decoded frame to increase the reliability of seekmode=-1 and possibly reduce seeking in other modes(seekmode=-1 の信頼性を増し、その他のモードでのシークを可能な限り減らすために、最後に完全にデコードされたフレームをキャッシュするようになった。)
      • Video that needs to converted to a suitable output format should now always have correct colors (was reversed in 1.11 and inconsistent in earlier versions)(適切な出力フォーマットに変換される必要があるビデオは、つねに正しい色を持つようになった(1.11 では反転され、それよりも古いバージョンでは一貫性がなかった))
      • Added seekmode=-1 which is mostly useful for opening image files very carefully(seekmode=-1 を追加。非常に注意深く画像ファイルを開くのにたいてい役立つ)
      • Now throws an error if the container is unseekable and seekmode=-1 isn't set(コンテナがシーク不可で seekmode=-1 に設定されていない場合、エラーを投げるようになった)
      • Updated FFmpeg to rev 10492 + camtasia swapped colors fix(FFmpeg をリビジョン 10492 に更新と libavcodec の camtasia デコーダで色がスワップされるのを修正)
  • 上の引用にも含まれていますが、seekmode=-1 にすると FFmpegSource を画像リーダとしても利用可能になったとのこと。
  • Doom9's Forum 関連スレッド
  • FFmpegSource に seekmode = -1 についての説明を追加しました。

nnedi v1.1(インターレース解除プラグイン)

  • nnedi とは?
    • 概要

      nnedi - Readme.txt より

      NNEDI is an intra-field only deinterlacer. It takes in a frame, throws away one field, and then interpolates the missing pixels. It has same rate and double rate modes and works with YUY2 and YV12 input.

      (試訳: NNEDI は、イントラフィールドのみのインターレース解除フィルタです。これは、フレームを取り込んで、1 つのフィールドを捨てます。そして失われたピクセルを補間します。同レートモードと 2 倍レートモードを持ち、YUY2 入力と YV12 入力についてのみ動作します。)

  • 書式(nnedi - Readme.txt より)
    • v1.3 〜
      nnedi(int field, bool dh, bool Y, bool U, bool V, int threads, int opt, string name)
      
    • v1.2 まで
      nnedi(int field, bool Y, bool U, bool V, int threads, int opt, string name)
      
  • パラメータ(nnedi - Readme.txt より)
    • field: どのフィールドが保持されるかと、出力フレームレートが入力と同じか 2 倍かを決定する(デフォルト: -1)。
               -2 = 2 倍のフレームレート(各フレームを交互にする)。AviSynth 内部のパリティ値を使ってスタート。
               -1 = 同一フレームレート。AviSynth 内部のパリティ値を使用。
                0 = 同一フレームレート。ボトムフィールドを保持。
                1 = 同一フレームレート。トップフィールドを保持。
                2 = 2 倍のフレームレート(各フレームを交互にする)。ボトムからスタート。
                3 = 2 倍のフレームレート(各フレームを交互にする)。トップからスタート。
      
    • dh(v1.3 〜): 入力ファイルの高さを 2 倍にする(デフォルト: false)。
    • Y, U, V: 指定されたプレーンが処理されるかどうかの選択(デフォルト: true)。
    • threads: 処理に仕様されるスレッド数。0 なら検出されたスレッド数と同じ(デフォルト: 0)。
    • opt: CPU 最適化の設定(デフォルト: 0)。
               0 = 自動検出
               1 = C ルーチンを使用
               2 = SSE ルーチンを使用
      
    • name: プラグイン名の指定。dll の名前を変更した場合は、このパラメータを使って nnedi に知らせる必要がある(デフォルト: "nnedi.dll")
  • 現時点では、まだ完全ではないとのこと(Help tritical's interpolation research by contributing CPU cycles - Page 2 - Doom9's Forum より)。
  • tritical 氏作。
  • 2007-09-16 00:27:18 現在、tritical 氏のホームページには掲載されていないようです。
  • Doom9's Forum 関連スレッド
  • 2007-09-16 22:30:32 追記: SSE ルーチン(opt = 2)を使った場合に、画像がおかしくなるという報告があります。現時点では、まだ解決していないようです。
  • 2007-09-18 01:08:47 追記: v1.2 で上記の問題は修正されました。niiyan/2007-09-18 を参照。
  • 2007-09-21 22:46:16 追記: インターレース解除内に記載されている URL を tritical's Avisynth Filters に変更しました。

a3r (ASS_Help3r) 0.0.9.15-alpha(ASS タイプセッティング補助ツール)

yadifmod v1.0(インターレース解除プラグイン)

  • Fizick 氏の Yadif プラグイン*1の修正版。
    • Yadif は mplayer のインターレース解除フィルタ。
  • tritical 氏作。
  • Fizick 版との違い
    • 空間軸の予測を内部で生成せず、代わりに外部のクリップ(edeint パラメータで指定)から取る。
    • C プラグイン*2ではなく、C++ で書かれた一般的な AviSynth プラグイン。
    • YUY2 と YV12 に対応。
  • 2007-09-16 22:24:01 現在、tritical 氏のホームページには掲載されていないようです。
  • インターレース解除に追加しました。
  • 暫定的にアーカイブにアップしました。
  • 2007-09-21 22:46:16 追記: インターレース解除内に記載されている URL を tritical's Avisynth Filters に変更しました。

最終更新日時: 2014-03-11 (火) 03:50:31 (3691d)