ダウンロード
はじめに †
このページでは、AviSynth をダウンロードする手順を紹介します。
なお、以下の説明は、2009 年 7 月 10 日現在の SourceForge.net からのダウンロード手順を紹介したものです。SourceForge.net の仕様変更により、ページの構成やダウンロードの手順が説明とは異なる可能性があります。
代表的な AviSynth のビルド †
AviSynth には、公式/非公式あわせて、いくつかのビルドが存在します。ここでは、その中から代表的なものを紹介したいと思います。
なお、以下のリストを作成するにあたって、Avisynth wiki を参考にしました。
公式版 †
バージョン | 32/64 ビット | マルチスレッド対応 | 備考 |
---|---|---|---|
v2.5.8 Final | 32 ビット | × | |
v2.6.0 Alpha 2*1 | 32 ビット | × | Alpha 2 の時点では、まだマルチスレッドに対応していません。 |
公式版のダウンロードについては、以下の手順を参考にしてください。
非公式版 †
バージョン | 32/64 ビット | マルチスレッド対応 | 備考 |
---|---|---|---|
v2.5.7 tsp ビルド | 32 ビット | ○ | しばらく更新されていないようです。 |
v2.5.7 squid_80 ビルド | 64 ビット | × | しばらく更新されていないようです。 |
v2.5.8 SEt ビルド | 32 ビット | ○ | |
v2.5.8 JoshyD ビルド | 64 ビット | ○ | 上の SEt ビルドをベースに 64 ビット対応。avisynth64 も参照。 |
v2.5.8 Jeremy Duncan ビルド | 32 ビット | ○ | |
v2.6 SEt ビルド | 32 ビット | ○ |
現時点*2でよく使われているのは、32 ビット版なら SEt ビルド、64 ビット版なら JoshyD ビルドのようです*3。
その他 †
バージョン | 32/64 ビット | マルチスレッド対応 | 備考 |
---|---|---|---|
AviSynth+ | 32 ビット/64 ビット | ○ | AviSynthPlus を参照。 |
ダウンロード手順 †
1. Avisynth rev. 2 プロジェクトページへ移動 †
AviSynth は、公式サイト(http://www.avisynth.nl/)ではなく、SourceForge.net 内のプロジェクトページを通じて配布されています*4。まずは、Avisynth rev. 2 | Get Avisynth rev. 2 at SourceForge.net へ移動してください。
2. ダウンロードするファイルの選択 †
AviSynth をダウンロードする方法には、トップページから直接最新版をダウンロードする方法と、最新版を含むすべてのリリースされたファイルの中からダウンロードするファイルを選択する方法の 2 種類があります。
トップページから最新版をダウンロード †
画面中段左にある緑色の「Download Now!」ボタン(赤い線で囲まれた箇所)は、通常、最新版の AviSynth のインストーラにリンクされています。AviSynth の最新版をダウンロードしたい場合は、このボタンをクリックして、ダウンロードを開始してください。
» ダウンロードの開始へ
すべてのファイルから選択してダウンロード †
何らかの事情によって最新版以外の AviSynth をダウンロードしたい場合(たとえば、開発版をダウンロードしたい場合など)は、右横の「View all files」または上のメニューの「Files」(青い線で囲まれた箇所)をクリックしてください。ファイルページへ移動します。
AviSynth のバージョンについて †
ファイルページでは、大きく分けて AviSynth 2.0、AviSynth 2.5、AviSynth 2.5 alpha の 3 つのパッケージに分類されています。
- AviSynth 2.5
- AviSynth バージョン 2.5 の最終版(正式版/安定版)です。ベータテストを経てリリースされたものですので、より安定したバージョンであると言えます。ただしリリースまでの間隔が長いため、場合によっては、最終版でのバグが修正されていたり新しい機能が利用できる alpha 版(下記参照)の方が安定している可能性もあります。このパッケージの最新版は、AviSynth 2.5.8 です。
- AviSynth 2.0
- AviSynth バージョン 2.0 の最終版(正式版/安定版)です。バージョン 2.0 の開発はすでに停止され、AviSynth 2.5 へ引き継がれています。通常はこちらのパッケージのファイルをダウンロードする必要はありません。このパッケージの最新版は、AviSynth 2.0.8 です。
- AviSynth 2.5 alpha
- 上記 AviSynth 2.5 の開発版です。開発段階によって Alpha、Beta、RC*5という名前が付けられており、Alpha、Beta、RC の順に最終版に近いバージョンとなります。古いバージョンの最終版に含まれていたバグが修正されていたり、機能の追加や変更などが行われています。一方で、未知のバグが含まれている可能性もあり、安定性には欠けると言えるでしょう。このパッケージの最新版は、AviSynth 2.5.8 RC4 です。
通常は、AviSynth 2.5 の中から、ダウンロードするファイルを選択することになるでしょう。ここでは、AviSynth 2.5 の最新版である AviSynth 2.5.8 をダウンロードするものとして話を進めることにします。
ダウンロードするファイルの選択 †
ダウンロード可能なファイルには、大きく分けて AviSynth_*.exe と AviSynth_*_src.zip の 2 種類があります*6。リリースによっては、いずれか一方のみの場合もあります。
- AviSynth_*_src.zip: AviSynth のソースコード*7です。開発者向けに公開されているものですので、通常、開発者以外はダウンロードする必要はありません。
- AviSynth_*.exe: AviSynth のインストーラ。AviSynth をインストールするには、こちらをダウンロードします。赤で囲んだ部分のリンクをクリックしてください。
これ以外にも、バージョンによっては、プラグインの修正版だけを個別にダウンロードできる場合もあります(AviSynth 2.5.8 の DirectShowSource_2587.zip*8 など)。
リンクをクリックすると、それぞれのファイルのダウンロードが開始されます。ここでは、AviSynth 2.5.8 のインストーラ Avisynth_258.exe をダウンロードするものとします。
» ダウンロードの開始へ
3. ダウンロードの開始 †
リンクをクリックすると、まもなくダウンロードが開始される旨の画面が表示されます。
しばらくするとダウンロードが開始されます(画面は Firefox 3.5 のもの)。保存先のフォルダを指定して、ダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、インストールへ進んでください。
ダウンロードが開始されないときは? †
しばらく経ってもダウンロードが開始されないときは、上図の「direct link」(直接リンク)をクリックしてみてください。
それでもダウンロードが始まらない場合は、その右にある「mirror」をクリックして、別のミラーサーバーを選択してください。
ダウンロードしたいミラーサーバーのラジオボタンをオンにして、「Use this mirror」をクリックします。
すると、ミラーサーバーの設定が変更され、ダウンロードが再開されます。
*1 2011-04-25 時点での、最新版のバージョンです。
*2 2011-04-25 現在。
*3 Doom9's Forum 等での議論でよく登場するというだけの根拠ですが、どれを使っていいかわからない人のためにこのように書きました。
*4 公式サイトからもプロジェクトページにリンクされています。
*5 Release Candidate。リリース候補。
*6 * は数字。リリースごとに異なる。
*7 参考: ソースコードとは 【source code】 - 意味・解説 : IT用語辞典
*8 これは、AviSynth に標準添付されている DirectShowSource プラグインの修正版です。