AssumeFieldFirst
AssumeTFF(clip clip)
AssumeBFF(clip clip)
v2.0.4で導入されました。
AviSynthは、与えられたクリップがフィールドベースであるかフレームベースであるかに絶えず注意しています。もしそのクリップがフィールドベースなら、各フィールドのパリティ(すなわち、それがフレームのトップフィールドかボトムフィールドか)も見逃しません。そのクリップがフレームベースなら、各フレームにおける支配的なフィールド(すなわち、フィールドが分離されるときに、そのフレームのどちらのフィールドが先に来るか)を見失わないようにします。
しかし、この情報は必ずしも正しいとは限りません。なぜなら、フィールド情報はビデオファイルの中に格納されず、AviSynthのソースフィルタは、普通はデフォルトでボトムフィールドファーストであると仮定する(assume)だけ(それを正しくするMPEG2Sourceプラグインを除いて!)だからです。AssumeTFFとAssumeBFFは、あなたがあるクリップのフィールドオーダーのタイプが何であると信じているかを、AviSynthに明示的に言うことを許可します。
AssumeTFFとAssumeBFFは、実際のフィールドオーダーを変更しません。ただ使用されるソースクリップに関連する、AviSynthの内部のステート・フラグ(state flag)を変更します。
例:
AviSource("test.avi") AssumeTFF SeparateFields
つねに最初のフレームのトップフィールドを返し、つづいて最初のフレームのボトムフィールドを返し・・・となります。
AviSource("test.avi") AssumeBFF SeparateFields
つねに最初のフレームのボトムフィールドを返し、つづいて最初のフレームのトップフィールドを返し・・・などとなります。
註: このページは、AssumeFieldFirst - avisynth.nlの日本語訳です。