AviSynthスクリプトと文字コード
このページは何? †
文字コードの違いによって、AviSynthスクリプトの実行結果に違いがあるかどうかを実験してみました。
動作確認には、VirtualDubMod 1.5.10.2(build 2542)を使用。
使用したスクリプト †
今回使用したスクリプトは、以下のとおりです。
BlankClip(width=320, height=20, color=$eaeaea) Subtitle("文字コードは***です。", font="Tahoma") return last
「***」は、文字コードの種類によって変えてあります。
確認すること †
主に次の2点を確認します。
- AVSファイルを開くことができるかどうか。
- Subtitleフィルタで日本語の文字列と日本語対応フォントを指定したときに、文字化けせずに表示されるかどうか。
後者は、Subtitleフィルタやコメントなどで日本語(2バイト文字)を使用することを想定したものです。
結果 †
以下の表における結果は、次の基準に基づいて判定されています。
- AVSファイルを開くことができて、かつ、日本語の文字列も正常に表示された→○
- AVSファイルは開けたが、文字化けなどの別の問題が発生した→△
- AVSファイルを開くことができなかった→×
メモ帳の場合 †
メモ帳で保存するときの文字コードの違いによって、以下のような違いが生じました。
文字コード | 結果 | プレビュー/エラー画面 | スクリプトエディタの画面*1 |
---|---|---|---|
ANSI | ○ | ||
Unicode | × | ||
Unicode big endian | × | ||
UTF-8 | △ |
サクラエディタの場合 †
サクラエディタで実験したところ、文字コードの違いによって、以下のような結果になりました。
まとめ †
AVSファイルを保存するときは、文字コードをメモ帳ならANSI、これ以外のテキストエディタならSJIS(シフトJIS)にするといいようです(日本語環境の場合)。
参考 - 文字コードについて †
最終更新日時: 2014-03-11 (火) 03:46:44 (3967d)