ClipProperties

クリップのプロパティ

AVS スクリプトの中でクリップのプロパティにアクセスすることが可能です。たとえば、変数 clip があるビデオクリップを含む場合、clip.height はピクセル単位の高さで、clip.framecount はフレーム数での長さ、などといった具合です。C 言語で言うところの左辺値*1になりえないということを除けば、クリップのプロパティはスクリプト変数のように操作することができます(詳しくは AviSynth のシンタックス を参照)。

プロパティのリスト:

  • Width (clip)
    • clip の幅をピクセル単位で返す(データ型: int)。
  • Height (clip)
    • clip の高さをピクセル単位で返す(データ型: int)。
  • Framecount (clip)
    • clip のフレーム数を返す(データ型: int)。
  • Framerate (clip)
    • clip の 1 秒あたりのフレーム数を返す(データ型: float)。フレームレートは比で表現され、格納される。詳しくは、こちらで読むことができる。
  • FrameRateNumerator (clip) (v2.55)
    • clip の 1 秒あたりのフレーム数の分子を返す(データ型: float)。
  • FrameRateDenominator (clip) (v2.55)
    • clip の 1 秒あたりのフレーム数の分母を返す(データ型: float)。
  • Audiorate (clip)
    • clip の音声のサンプリング周波数*2を返す(データ型: int)。
  • Audiolength (clip) (v2.51)
    • clip の音声のサンプル数を返す(データ型: int)。非常に長いクリップでのオーバーフロー*3に注意(上限 2^31 サンプル)。
  • AudioLengthF (clip) (v2.55)
    • clip の音声のサンプル数を返す(データ型: float)。
  • Audiochannels (clip)
    • clip の音声チャンネルの数を返す(データ型: int)。
  • Audiobits (clip)
    • clip の音声のビット深度*4を返す(データ型: int)。
  • IsAudioFloat (clip) (v2.55)
    • clip の音声のビット深度が浮動小数点数なら true を返す(データ型: bool)。
  • IsAudioInt (clip) (v2.55)
    • clip の音声のビット深度が整数なら true を返す(データ型: bool)。
  • IsRGB (clip)
    • clip が RGB なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsRGB24 (clip) (v2.07)
    • clip が RGB24 なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsRGB32 (clip) (v2.07)
    • clip が RGB32 なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsYUV (clip) (v2.54)
    • clip が YUV なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsYUY2 (clip)
    • clip が YUY2 なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsYV12 (clip) (v2.52)
    • clip が YV12 なら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsFieldBased (clip)
    • clip がフィールドベースなら true を返す(データ型: bool)。これがどういう意味かは、こちらで説明されている。
  • IsFrameBased (clip)
    • clip がフレームベースなら true を返す(データ型: bool)。これがどういう意味かは、こちらで説明されている。
  • IsPlanar (clip) (v2.52)
    • clip のカラーフォーマットが Planarなら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • IsInterleaved (clip) (v2.52)
    • clip のカラーフォーマットが Interleavedなら trueを、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • GetParity (clip, int n)
    • フレーム n (デフォルト 0)が、フィールドベースのクリップのトップフィールドであるか、フレームベースのクリップのトップフィールドファーストなフルフレームであるなら、true を返す(データ型: bool)。
  • HasAudio (clip) (v2.56)
    • clip が音声を含むなら true を、さもなければ false を返す(データ型: bool)。
  • HasVideo (clip) (v2.56)
    • clip が映像を含むなら true を、さもなければ false を返す(データ型: bool)。

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註: このページは、Clip properties - Avisynth wiki の日本語訳です。このページのテキストおよび画像のライセンスは、オリジナルのそれに準じます。詳しくは、AboutLicense を参照してください。


*1 訳者註: 原文 l-value。left value(左辺値)または locator value(ロケータ値)。参考: lvalue(左辺値)左辺値
*2 訳者註: サンプルレート、サンプリングレートとも言う。参考: サンプリング周波数 - Wikipedia
*3 訳者註: 参考: オーバーフローとは 【overflow】 - 意味・解説 : IT用語辞典
*4 訳者註: 参考: ビット深度 - Wikipedia

最終更新日時: 2014-03-12 (水) 23:37:39 (2014d)