MixAudio
MixAudio (clip1, clip2, float "clip1_factor", float "clip2_factor")
2 本のクリップの音声をミックスします。オプションで、2 本のクリップの音量を与えることも可能です。
音量は、小数係数(factor)として与えられます。0.0 なら要求されたチャンネルからの音声はなし、1.0 なら要求されたチャンネルから 100% です。デフォルトは 0.5/0.5 です。一方の factor のみ与えられた場合、もう一方のチャンネルは 1.0-(factor) になります。clip1_factor + clip2_factor が 1 より大きいと、信号のクリッピング*1を起こす危険があります。
2 本のクリップは、同じサンプリング周波数の音声を持っていなければなりません(もしこのことが問題なら、ResampleAudio を使用してください)。またクリップは、同じ数のチャンネル(ステレオ/モノラル)を持っている必要があります。もしこのことが問題なら、ConvertToMono または MergeChannels を使ってください。
# 一方の音量を少し小さくして、2 つのソースをミックスする。 Soundtrack = WavSource("c:\soundtrack.wav") Speak = WavSource("c:\speak.wav") return MixAudio(Soundtrack, Speak, 0.75, 0.25) # 熟練者なら、最後の 0.25 が実はここでは冗長であることに気づくかもしれない。
註: このページは、AviSynth 2.5.8 RC3 に同梱されている英語版ヘルプの日本語訳です。原文は、AviSynth をインストールしたフォルダ内の Docs/english/corefilters/mixaudio.htm にあります。なお、このページのテキストおよび画像のライセンスは、オリジナルのそれに準じます。詳しくは、AboutLicense を参照してください。