ScriptVariables

変数の名前は、50文字まで(実際には、AviSynth 2.56では400文字以上)の長さで、文字、数字、およびアンダースコア(_)を含むことができ、それ以外の文字は使用することができません。数字から始まる名前も使用できません。式(expression)における変数の配置は、ScriptGrammarによって決定されます。

以下の型の変数が使用可能です:

clip: ビデオと/またはオーディオを含むビデオクリップ。clipのための変数は、少なくとも1つは、スクリプトによって使用され、返されなければなりません。

string: テキストを表現する文字の連続。string*1は、両端を"引用符"または"""3つの引用符"""によって囲まれます。文字列(text string)は、終わりを意味する引用符*2かダブル・アポストロフィ*3を除く、どんな文字も含むことができます。マニュアルでは、かつて、``TeXスタイルの引用符''について言及されていました。しかし、v1.03以降のAviSynthでは、この方法は機能しないということが確認されています。もし、stringの内側に引用符を置く必要があるなら、[Pythonスタイル] の三重引用符を使う必要があります。

  • 例:
    Subtitle("""AVISynth is as they say "l33t".""")
    

この制限を回避するために、ストレートな引用符の代わりに、Windowsの拡張ASCIIのカール状の引用符を、交互に使用することができます。

int: integer*4は、オプションで先頭に+や-を付けた、ひと続きの数字として入力されます。integerの前に$を置くことにより、16進数で与えることもできます。例えば、$FFは255に等しい。

float: floating-point number(浮動小数点数)は、そのどこかに小数点(.)を伴い、オプションで+か-を伴った、ひと続きの数字として入力されます。例えば、+1.は、floating-point numberとして扱われます。

val: 包括的な型; 関数のパラメータに用いられ、int型、float型、bool型、string型やclip型になることができます。

bool: boolean*5が取る値は、true(真)かfalse(偽)のどちらかでなければなりません。

global: すべてのユーザー定義関数とまたメインのスクリプトによっても使用されうる、グローバル変数*6を宣言します。

変数を宣言するためには、単純に変数名、'='(等号)、初期値の順にタイプしてください。型は、宣言されるべきではありません; それは、割り当てられた値によって推論されます。グローバル変数は、"global"というキーワードを前につけるべきです。

例:

b = false # これは'bool'型の'b'という変数を宣言し、'false'に初期化する
x = $100 # int型(初期値は16進法である)
y = 256 # int型(初期値は10進法である)
global f = 0.0 # グローバルに宣言されたfloat型

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註: このページは、http://www.avisynth.nl/ScriptVariablesの日本語訳です。


*1 訳者註: 意味は、ひと続き、文字列など。
*2 訳者註: "
*3 訳者註: ''
*4 訳者註: 整数の意。
*5 訳者註: ブーリアン。ブール型、論理型とも言う。
*6 訳者註: 参考 - グローバル変数とは 【global variable】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words

最終更新日時: 2014-03-12 (水) 23:40:20 (2071d)