immaread
immaread とは? †
immaread は、ImageMagick ベースの画像リーダーフィルタです。immaavs プラグインに収録されています。
v1.34 現在、E-Male 版と Wilbert 版の immaavs プラグインでは、収録されているフィルタに違いがあります。以下、それぞれのバージョンごとに分けて説明を行います。E-Male 版と Wilbert 版の違いやそれぞれの入手先、および使用法については、immaavs を参照。
収録されているフィルタ †
E-Male 版 †
静止画用の immareadpic、アニメーション用の immareadanim、ImageSequenceと同じ書式を持つ immareadseq の 3 種類があります。
これらのフィルタは、入力として URL や ImageMagick の内部画像(例: "magick:rose")も受け入れます。
Wilbert 版 †
v1.34 現在、読み込み用のフィルタは ImmaRead のみです。他に書き出し用の ImmaWrite もあります。
対応フォーマット †
E-Male 版 †
90以上の主要な画像フォーマットに対応しています。詳しくは、ImageMagick: Formatsを参照。
生成されるビデオファイルは、フレームレートが 10 fps*1、色空間は RGB32(アルファチャンネル含む)になります。
Wilbert 版 †
v1.34 現在、サポートされているフォーマットは以下のとおりです(immaavs.htm より):
- bmp, bmp3/4, dds, dpx, gif, jng, jpg, jp2, mng, pbm, pcx, pgm, png, pnm, ppm, psd, svg (不完全), tga, tiff, wmf
- アルファチャンネル付きフォーマット: gif, jng, png, tiff;
- アニメーション: gif, mng, psd animations
- マルチページ: ppm, tiff
- 8 bit グレースケール画像(アルファチャンネルあり/なし)
- RAW デジタル写真(3fr, arw, crw, cr2, dng, erf, kdc, mrw, nef, orf, pef, raf , x3f)
- 注: RAW 画像を読み込ませるには、あらかじめ dcraw を使用して pnm 形式に変換しておく必要がある。niiyan/2008-04-03 を参照。
すべて RGB32 でオープンされ、GIF アニメのフレーム数はアニメ内の画像の数と等しくなります。
書式 †
E-Male 版 †
immareadpic(静止画用) †
immareadpic("画像ファイルのパス") # URL/ImageMagick内部画像も可
immareadanim(アニメーション用) †
immareadanim("画像ファイルのパス") # URL/ImageMagick内部画像も可
immareadseq(ImageSequenceと同じ書式) †
immareadseq("画像ファイルのパス"[, start, stop, fps, textmode, posx, posy]) # URL/ImageMagick内部画像も可
オプションのパラメータについては、ImageSequenceプラグインに付属している"ImageSequence ReadMe.avs"を参照。
immaread †
immaread(string filename)
Wilbert 版 †
ImmaRead (string filename, int start, int end, int size, bool animation, bool info, string magick_home)
上記のシンタックスは、v1.34 現在のものです。パラメータの意味については、付属のヘルプ(immaavs.htm)を参照してください。
使用例 †
以下の使用例は、E-Male 版を使ったものです。Wilbert 版については、付属のヘルプ(immaavs.htm)を参照してください。
例1: GIFアニメーションを読み込む †
- スクリプト
# GIFアニメーションを読み込む immareadanim("C:\Images\dog0.gif")
- スクリーンショット(プレビュー画面)
- スクリーンショット(VirtualDubModのファイル情報) 10fps、RGB32になっている。
例2: ImageMagick内部画像を読み込む †
- スクリプト
# バラの画像を読み込む immareadpic("magick:rose")
例3: immareadseqでオプション指定する †
- スクリプト
# textmode=1(ファイル名の表示) immareadseq("C:\Images\dog0.gif", textmode=1) # 名前付きで引数を指定する
- スクリーンショット "posx=x, posy=y"(x, yは数字)を指定することで、テキストの位置を変更することも可能。