外部プラグインを使う
外部プラグインとは? †
外部プラグイン*1とは、それを利用することによって、AviSynthに新たな機能(多くの場合、ビデオフィルタ)を追加することができるプログラムのことです。
AviSynth本体にも数多くのフィルタが内蔵されていますが、外部プラグインを読み込ませることによって、さらに利用できるフィルタの数を増やすことができます。
外部プラグインの拡張子 †
AviSynthの外部プラグインの拡張子は、基本的に、dll*2です。
例外として、Lanczos3Resizeプラグイン(lanczos3.vdf)*3や可変フレームレート出力 for AviUtl(itvfr.auf, itvfr_deint.auf)のように、dll以外の拡張子を持つプラグインもあります。
外部プラグインの入手 †
外部プラグインの情報 †
AviSynthの外部プラグインに関する情報は、AviSynth.orgのAviSynthFAQや、当Wiki内の外部プラグインのページから知ることができます。
これらのページを参考に、各プラグイン作者のサイトなどから入手してください。
AviSynth Filter Collection †
また、AviSynth Filter Collectionには、数多くのプラグインがミラーされています。何らかの事情により、プラグイン作者のサイトにつながらないといった場合には、こちらから入手することができます。
ダウンロードしたら... †
ほとんどのプラグインは、ZIP形式などに圧縮された状態で配布されています。
ダウンロードしたら、適当な場所に解凍し、あなたのプラグインディレクトリに移動(またはコピー)してください。
プラグインディレクトリは、外部プラグインの読み込み方によって変わってきます。詳しくは、下記の外部プラグインを読み込むための2つの方法を参照。
外部プラグインを読み込むための2つの方法 †
外部プラグインを読み込むための方法には、次の2つがあります。
- LoadPluginフィルタで読み込む。
- プラグインのオートローディング(自動読み込み)機能を利用する。
1. LoadPluginフィルタで読み込む。 †
LoadPluginを参照。
なお、こちらの方法では、外部プラグインは、任意のフォルダから読み込むことができます。ただし、外部プラグインまでのパスを正確に指定する必要があります。
2. プラグインのオートローディング(自動読み込み)機能を利用する。 †
プラグインのオートローディングを参照。
なお、こちらの方法では、外部プラグインは、オートローディングの対象となるディレクトリに置く必要があります。
それぞれの方法のメリット/デメリット †
- LoadPluginフィルタ
- メリット
- オートローディングに伴って発生するおそれのある不具合*4を回避できる。
- デメリット
- 使用したいプラグインの数だけスクリプトを記述しなければならない。
- どのフィルタがどのプラグインを必要とするか把握していなければならない。
- メリット
外部プラグインが使えない? †
外部プラグインを読み込んだのに使えない、エラーが出る・・・そんなときは、オリジナルFAQの「プラグイン関連のトラブル」を参照。
*1 IT用語辞典 e-Words : プラグインとは 【plug-in】 ─ 意味・解説
*2 IT用語辞典 e-Words : DLLとは 【Dynamic Link Library】 ─ 意味・解説
*3 AviUtl用のLanczos 3-lobed 拡大縮小プラグインのAviSynth移植版。Aeternitas Movieのアーカイブ倉庫にてミラーされています。AviSynth本体にも、LanczosResizeとLanczos4Resizeという同様のフィルタが内蔵されています。
*4 FAQを参照。
*5 AviSynthPluginsを参照。
*6 FAQを参照