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MCBob

概要

  • Didée 氏作の動き補償付き Bob 関数。
  • YV12 対応。
  • thetoof 氏による改造版 MCBobmod については、MCBobmod を参照。

特徴

  • STT(Shape Transposition Technology)により、インターレース解除漏れがない。
  • 閾値なしでも動作する(固定された閾値の代わりに適応型の閾値を使用)。
  • 動きのある領域における最大限のフリッカ/Bob 低減のために、同じパリティのフレーム間を動き検索。
  • 動きのない領域における最大限のフリッカ/Bob 低減のために、局所的な複雑さに適応したモーションマスキング(Motion Masking)。
  • 空間軸の補間が空間軸+時間軸補間より重視される(時間軸の近傍から得られた情報が空間軸でのみ補間されるような領域では、空間軸と空間軸+時間軸の補間を使用)。
  • 時間軸の補間のためのエラー訂正は、完全に自己適応型。

MCBob の入手

オリジナル版 MCBob

非公式版 MCBob

改造版 MCBobmod

動作に必要なプラグイン

  • MVTools(できれば v1.4.13 か、それ以降のバージョン) -> その他のプラグインを参照。
    • 「v1.4.13 か、それ以降のバージョン」とありますが、MCBob_v03c.avs に関しては josey_wells 版 MVTools(MVToolsMulti)や MVTools v2 では動作しないものと思われます。2008-11-07 現在の v1 系の最新版は 1.11.4.4 です。
    • 非公式版 MCBob では、MVTools2 を使用するように改造されています。MVTools2 については、その他のプラグインを参照。
  • MaskTools v2.0 -> マスクを参照。
    • 注: mt_masktools-25.dll が AviSynth 2.5 用で、mt_masktools-26.dll は AviSynth 2.6 用です。2008-11-07 現在、AviSynth 2.6 の公式リリースはされていません。
  • EEDI2 -> インターレースビデオ処理を参照。
  • RemoveGrain 1.0 prerelease -> ノイズ除去(2D) を参照。
    • 注: 2007-10-05 22:36:07 現在、RemoveGrain のホームページに掲載されている RemoveGrain のバージョンは 0.9 です。こちらのバージョンでは、MCBob は動作しないようです。
  • ReduceFlicker(MEtempNR が使用される場合(MEtempNR = 0.0 以外の時)に必要) -> フリッカ低減を参照。
    • 注: ReduceFlicker の動作には、AvsRecursion を Windows のシステムディレクトリ*2に置く必要があります。注意: AvsRecursion は AviSynth プラグインではありません。
  • MedianBlur by tsp -> シャープ・ぼかしを参照。

シンタックス

MCBob(clip clp, float "EdiPre", int "EdiPost", int "blocksize", int "MEdepth", float "sharpness", int "mtnmode", float "mtnth1", float "mtnth2", float "errth1", float "errth2", float "MEspatNR", float "MEtempNR")

※非公式版では、関数名が MCBob2 に変更されている。また v0.3u3 からは、search パラメータも追加されている。

パラメータ

共通

  • EdiPre
    • どの Bob フィルタで開始するか:
      • 0.0 = 内蔵 Bob(Bob(0.0,0.5))
      • 1.0 = EEDIbob()
      • 0.0 〜 1.0 の間: この値を重み付けとして(weight パラメータの値)、Merge フィルタで内蔵 Bob と EEDIbob の結果をマージ。
    • デフォルト: 1.0。
  • EdiPost
    • EEDI を使ったポストプロセッシング(後処理)
      • 0 = なし。
      • 1 = フレームサイズの EEDI ポストプロセッシング。
      • 2 = 2 つのフィールドサイズの EEDI ポストプロセッシングを平均化。
    • デフォルト: 1。
  • blocksize
    • 動き検索用のブロックサイズ。
    • デフォルト: 16。
  • MEdepth
    • 動き検索(ダイアモンドサーチ*3)の精度。MVAnalyze の searchparam。
    • デフォルト: 2。
  • sharpness
    • STT ルーチンの前に弱めのシャープ化を使用する。
    • デフォルト: 1.0。
  • mtnmode
    • 0 = 同一パリティのモーションチェックのみを使用。
    • 1 = 垂直方向のエッジに追加のパリティ間チェックを使用。
    • 2 = 水平方向のエッジには追加のパリティ間チェックを使用しない。
    • デフォルト: 0。
  • mtnth1
    • 局所的な最小値/最大値のこの割合より下なら、動きがない。
    • デフォルト: 0.20。
  • mtnth2
    • 局所的な最小値/最大値のこの割合より上なら、動きがある。
    • デフォルト: 0.40。
  • errth1
    • エラー検出のためと同様。
    • デフォルト: 0.40。
  • errth2
    • 動き補間エラーの閾値。
    • デフォルト: 0.60。
  • MEspatNR
    • 空間軸ノイズ除去の量(動き検索のみ)
    • デフォルト: 0.00
  • MEtempNR
    • 時間軸ノイズ除去の量(動き検索のみ)
    • デフォルト: 0.00。

v0.3u3 以降

  • search
    • 動き検索アルゴリズム。
    • デフォルト: 2 (ダイアモンド検索)

使用例

AviSource("foo.avi") # ソースの読み込み
AssumeTFF() # フィールドオーダーを明示。ボトムフィールドファーストなら AssumeBFF()
MCBob() # デフォルト

注意

上記の説明は、MCBob_v03c.avs に書かれているコメントを参考にまとめたものです。誤訳の可能性やバージョンによって動作に必要なプラグインやパラメータなどが異なる可能性もあります。

関連リンク


*1 u は、unofficial(非公式)の意。
*2 Windows XP の場合、システムフォルダは "C:\WINDOWS\system32" にある。
*3 参考: まるも製作所 - Diary 2005-1

最終更新日時: 2014-03-12 (水) 23:39:40

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